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新給油機KC-46Aは日本に来ない!? [米空軍]

KC-46A.jpg9日、米空軍は空軍最優先課題の一つである新型空中給油機KC-46Aの配備候補となる9個の基地名を発表しました。
KC-10やKC-135の老朽化に伴い、稼働率低下や維持費の高騰が著しい米軍の空中給油機ですが、遠距離パワープロジェクションの鍵、つまり対中国作戦のカギを握る装備ですので、その配備基地には注目したいところです

ただ、タイトルに「!?」を付けたのは、今回発表(10日付「Defense Tech」記事より)の9基地の位置づけがあまり明確でないからです。

とりあえず発表のポイントは・・・
●以下の9候補基地から、要員養成用訓練基地一つと、主運用基地二つを選定する。3つのうち一つは空軍基地となり、他は州空軍基地となる
空軍基地には2016年に、州空軍基地には2018年から、それぞれ初号機が配備される
●最終的に、全空中給油機(KC-46Aのこと?)は10か所の基地で運用されることになる

空軍基地の候補は・・・
●Altus Air Force Base, Okla.
●McConnell Air Force Base, Kansas
●Grand Forks Air Force Base, N.D.
●Hoffman Air Force Base, Wash.

州空軍基地の候補は・・・
●Forbes Air Guard Station, Kansas
●Joint-Base McGuire-Dix-Lakehurst, N.J.
●Pease Air Guard Station, N.H.
●Pittsburgh International Airport Air Guard Station, Pa.
●Rickenbacker Air Guard Station, Ohio.
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KC-46a2.jpg「Defense Tech」記事は、要員養成基地にはAltusかMcConnell空軍基地が選ばれると解説していますが、候補9基地と最終配備の10基地の関係が不明確です

現在、米本土以外では、沖縄の嘉手納と英空軍Mildenhall基地のみに米空軍の空中給油機が配備されていますが、この2基地は候補には入っていません
米軍の大幅兵力削減が進む欧州はともかくとして、中国正面の沖縄やグアムやハワイも候補に入っていません。(グアムやハワイには、現在も配備はありませんが)

KC-46.jpg単純に、候補9基地は3つの訓練用及び中心基地選定のための候補であり、最終配備基地とは直接関係ないとの見方も出来ます。または、新型機の展開能力が従来より優れ、必要時は柔軟に前線基地に展開し、任務遂行が可能なのかも知れません

しかし私はあえて以下の見方を提示します緒戦で被害を受けることが確実な沖縄や日本に、虎の子の空中給油機を配備できない・・・と判断されたのであろうと
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ちなみに、KC-10やKC-135の老朽化状況は
KC-135は特に老朽化が激しく、今後多くの整備時間や改修所用が発生する模様。1時間当たりの飛行に、7時間以上の整備作業が必要になるとの見積もりがある
KC-10はKC-135より新しいとは言え、既に運用開始から25年以上が経過。仮に新給油機が計画通り導入されても、2045年まで使用しなければならない見積もり

タグ:KC-10 KC-135 KC-46A
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