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海軍版F-35Cの着陸精度が素晴らしい [Joint・統合参謀本部]

「魔法のじゅうたん」で着艦失敗をゼロに

F-35C Landing.jpg18日付DODBuzzは、米海軍用F-35の試験を担当する米海軍航空司令官Mike Shoemaker中将のCSIS講演を紹介し、同機が標準装備する予定の着艦誘導装置「Delta Flight Path」または「MAGIC CARPET」が素晴らしい性能を見せていると語ったと報じています

空母艦載機の着艦ミスが減少すれば、緊急用に空中で待機している空中給油機を削減することが出来、結果として作戦機の搭載を増加できる可能性があると同司令官は語った模様で、その信頼性の高さが伺えます

18日付DODBuzz記事によれば
18日にCSISで講演したShoemaker司令官は、フロリダ州ペンサコラの海軍航空基地で実施したF-35C型機の着陸訓練の状況に言及し、「着陸は上手く行っている。ちょっと良すぎるぐらいだ」と表現した
●そして同司令官は「着陸の度に、正確に同じ位置ばかりに接地するので、滑走路の特定部分がすり減ってしまうのだ」、「直ぐその事態に気付いて滑走路の補修や位置の調整を行う事になった。それくらい正確なんだ」と表現した

F-35C Landing3.jpgF-35C型機に導入される着艦誘導装置「Delta Flight Path」は、着陸進入コースをコントロールし、操縦者が進入コースを微修正する際に注視しなければならない数値を減らし、着艦ワイヤー位置に正確に誘導する装置である
●同様の装置がFA-18やEA-18G用にも開発されており、「MAGIC CARPET」と呼ばれている。(Maritime Augmented Guidance with Integrated Controls for Carrier Approach and Recovery Precision Enabling Technologiesの略)

●Shoemaker中将によれば、100回の着陸で、80回は理想的とされる「No3ワイヤー」にヒットし、ワイヤーヒットに失敗して再離陸するケースは「ゼロ」だった模様
●同中将はこの結果を踏まえ、「艦載機の運用を変えることが出来るかも知れない。今は、着艦に失敗した機体への燃料補給用に空中給油機を上空で待機させているが、この機数を変えることが出来るかも知れない」と述べた

●更に「現在は空母に、6機から8機の空中給油機仕様の航空機を搭載しているが、この機数を削減できれば、攻撃機の搭載機数を柔軟に増やすことが可能だ。例えば、電子戦機EA-18Gや早期警戒機E-2Dの増加が考えられる」と語った
●現在、海軍用F-35Cは3度目で最後の空母艦載試験を空母George Washingtonで行っているが、これは8月23日には終了予定である。そして「MAGIC CARPET」は2019年に導入予定であると海軍関係者は語った
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F-35C Landing2.jpgどのような技術か細部は不明ですが、この装置で着艦が少しでも容易になれば、空母艦載機の着艦訓練を削減でき、厚木の騒音問題も緩和されるのでは・・・と期待してしまいます。

またこの技術が普通の空軍機に応用されれば、これまた着陸訓練の削減につながり、騒音面で影響度が大きい「Touch and Go」訓練も削減できたら・・・と思います

そして・・莫大な経費のかかる操縦者養成費用や練度維持費用を削減し、新たな脅威への対処に必要な分野に配分できれば・・・と強く思います!!!

F-35の主要な問題や課題
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17

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