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次の国防副長官の選定:Mattis氏への助言 [マティス長官]

Mattis11.jpg14日付Defense-Newsが、Mattis次期国防長官を支える副長官にどのような人物を据えるべきかに関する論点を取り上げ、Work副長官や国防問題研究者の考え方を紹介しています。

決して具体的な名前を挙げての議論ではなく、Work副長官が過去の国防長官との関係を軸に分類した「副長官の4タイプ」を紹介しつつ、この4タイプへの国防問題研究者のコメントから次の副長官像を想像する構成です

当たり外れの視点ではなく、国防副長官という仕事から国防省リーダー達の仕事や次期政権に求められることを探っていこうとの試みが興味深いので、ご参考まで概要を紹介します

4日にWork副長官が語った「副長官の4タイプ」
work AFA.jpg●Chief management officerタイプ
ビジネス界から、組織の効率性向上や削減を期待されて引き抜かれて来るタイプで、1969-1971年のDavid Packard副長官のような人物
●政策専門家タイプ
ラムズフェルド国防長官の副長官を務めたPaul Wolfowitz副長官のようなタイプで、紛糾して困難な政策課題について長官を補佐する人物

●無二の親友(alter-ego)タイプ
パネッタ長官とカーター副長官(現在の長官)のような関係のタイプで、必要に応じてどんなことでも長官の手足のように延長線上で行動する人物
●CEO/COO modelタイプ
現在のカーター長官とWork副長官のような関係のタイプで、Exective機能とOperation機能を分担するスタイル

Work副長官は次期副長官の選定に関して質問する記者に対し、上記4つのタイプを踏まえつつ、トランプ氏とMattis氏に助言するなら「副長官に何を求めるのかを明確にして人選すべきだ。例えば、政策が得意なWolfowitzのような人物を選ぶなら、組織の効率化推進に期待するなと言うことだ」と語った

70年ぶり退役軍人長官で専門家意見は様々
●AEIのMackenzie Eaglen女史は
Eaglen AEI3.jpgMattis長官には、COOとベテラン国防省経験者を組み合わせたようなタイプが会うのではないか。トランプ氏は早期に結果を求めそうなので、直ぐ仕事に取りかかり推進力となる人材が適当だろう

政策専門家は単純に必要ない。長官は政策に関わらざるを得ず、政策担当次官も存在するので副長官には別の仕事を期待すべき。無二の親友も良いが、必要不可欠ではない

●CNASのLoren Schulman女史は
Schulman.jpgMattis氏にとって、副長官の選択は、統合参謀本部議長と大統領安全保障補佐官とトランプ氏との関係並みに重要となる
明確で透明性のある業務の長官との切り分けが必要で、スタッフにもこれは該当する

いすれにしても副長官は、長官だけでなく、国防省内や議会での「信頼」が欠かせない。次の副長官は、予算増や国防省の組織構造を扱うことになり、大胆な行動やリスクを許容する機会があるだろうが、公正さや訴えル力がないと成功しない

各軍種は、予算が増えれば厳しい決断を先延ばしに、長期的に維持不可能な装備規模を求める傾向がある。また議会は、予算の用途に厳しい目を光らせているので、次の副長官はこれらに対処しながら前進する必要がある
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Work副長官の指摘した「4タイプ」を違いを理解出来ているわけではなく、現在を「CEO/COO modelタイプ」と表現されると「そうなんだ!」と理解するほか無いのですが、「修道士のような兵士」タイプのMattis氏と馬が合う人物とはどんな人なんでしょうか?

Mattis14.jpgEaglen女史がご推薦の「COOとベテラン国防省経験者を組み合わせたようなタイプ」で、この時代にトランプ政権下で副長官を引き受けてくれる人がいるのか・・・気になります。
まぁ・・大統領安全保障補佐官も、国土安全保障省長官も退役軍人のようですから、あっさり元戦友の名が上がるのかも知れませんし・・・

Schulman女史の軍に対する「長期的に維持不可能な装備規模を求める傾向」とのコメントは、日本にも当てはまるでしょう。

トランプ政権が立ち向かう国防省の課題
「新政権の国防予算はF-35が鍵」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-09-08
「F-35巡り国防省で内紛」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-09
「規模の増強は極めて困難」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-10

「トランプがF-35批判」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-13
「現在の対テロ7原則を確認」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-07
「国防省改革はどうなる?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-01

「中露を抑止するには」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-05
「Mattis氏が国防長官へ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02
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