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次期練習機T-X選定から候補が続々脱落 [米空軍]

T-X  Boeing3.jpg1月31日、米空軍の次期練習機を選ぶ機種選定レースに参加がすると名乗りを上げていた「Northrop Grumman/ BAE」チームが、「企業と株主にとっての最適の選択ではない」との判断から、機種選定に参加しないと明らかにしました

数日前には、「Raytheon, Leonardo and CAE」組も価格設定でチーム内の折り合いが付かなかったとして選定からの脱退を発表しており、当初4~5チームの争いが予期されていた2兆円超えの大型事業T-X選定は、対決相手が絞り込まれる方向に向かっています

次期練習機T-Xは、50年以上使用している420機のT-38後継として350機の調達を予定する、米空軍が取り組む調達改革の試金石とも言える調達事業です。
米空軍が掲げる「早い段階からの企業との情報共有」、「コストと性能のトレードオフを精査」等々の指針に沿い、通常より1年近く早い2015年3月に要求性能案が公開され、企業とじっくり検討した後に提案要求書(RFP)が決定、昨年12月30日に発出されたところです。

今後は2017年秋に企業と機首を決定する事になっており、提案要求書には、2022年から納入を開始、2024年度中には運用体制が確立可能であることが条件となっています

1日付DODBuzz記事によれば
T-X trainer.jpg●1月31日、「Northrop Grumman/ BAE」チームが声明を発表し、米空軍からのT-X提案要求書を慎重に吟味した結果、「企業と株主にとっての最適の選択ではないとの判断から、T-X機種選定に提案しない事を決定した」と明らかにした
同チームは、「ボーイングとSaab」チームと並び、完全な新機種提案で選定に臨むと予想されていたチームであった

同チームの候補となるはずだった機体は、昨年夏に「Mojave Desert」で初飛行試験を行ったと軍事メディアが報じ、その後SNSで流布された映像を同社が認めていた
●Northrop社は、当初BAE社製の「Hawk T2/128」をRolls-Royce社等と改良して参戦する検討もしていたが、最終的には新たな機体を設計する方向に取り組んでいた

数日前に撤退を発表した「Raytheon, Leonardo and CAE」チームは、「T-100練習機」改良型で参戦を狙っていたが、報道によれば、イタリア企業である「Leonardo」が大幅なコスト削減に対応できないことが撤退の理由だと言われている

残っているのは、1月に初飛行したばかりの新型機で臨む「ボーイングとSaab」チーム、「Lockheed Martinと韓国KAI」チームのT-50練習機改良型、そして詳細は不明だが「Sierra NevadaとトルコのTAI」チームである
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候補機種の具体的性能や特徴を詳細に把握しているわけではありませんが、極めて感情的かつ情緒的かつ恣意的かつ個人的な希望を「正直」に吐露させて頂きます。

T-X compe.jpgあんな韓国の企業KAIには絶対勝たせたくありませんし、Lockheed MartinはF-35だけで十分でしょう・・・。

一方で、初の固定経費契約となったKC-46A空中給油機に果敢に挑んでいるボーイング社は、自業自得かも知れませんが、度重なる開発トラブルに「自社持ちだし」で懸命に対処しており、どこかで「埋め合わせ」してあげたいと思います

またどこかで埋め合わせしておかないと、日本の「KC-46A」に「つけ回し」されても困りますから・・・

T-X関連の記事
「T-X提案要求書発出」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
「ボーイングがT-X候補発表」→ http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16
「T-X要求性能の概要発表」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-23-1
「シミュレーターが重要」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-11-21

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