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驚嘆!最初からF-35に搭乗するパイロット養成 [亡国のF-35]

米空軍の操縦者不足、ここに極めり!?
本当に大丈夫か? そんなに操縦が簡単な飛行機なの?

F-35 luke AFB.jpg4日付Defense-Techが、米空軍のアリゾナ州Luke基地を取材し、空軍パイロット養成コースで最初からF-35に搭乗するという驚くべき「F-35 B-Course」の様子を紹介しています。

一般に世界の空軍では、戦闘機操縦者養成の場合、最初にプロペラの初級練習機で航空機の「いろは」と航空交通のルールを学び、次にシンプルなジェット練習機で航空機による作戦活動の基礎を学び、そしてその後に実戦で使用する各機種の部隊に配属されて腕を磨いていきます

ですから、最初の初級プロペラ機訓練開始から、戦闘機の基礎的技量取得まで、少なくとも3年程度は必要です。普通はプロペラ機搭乗訓練前に、航空機の基礎や法規を学ぶ地上教育期間も半年くらいはあり、これを合わせると3.5年から4年は必要です

F-35 Hill AFB2.jpgしかし今日ご紹介する「F-35 B-Course」では、なんと20か月で最も基礎的なレベルながら、F-35操縦者を養成するというのです。

背景には、米空軍の操縦者離職率が高止まりし、またA-10全廃ができずにF-35操縦者が確保できない事情もあるようですが、F-35が空対地任務を主とする作戦機と割り切ることで、操縦者を確保しようとの考え方があるようです

それにしても・・・大丈夫なんでしょうか? 技量不足で民間人を誤爆したり、事故続発・・・なんてことにならないことを祈るばかりです・・・

4日付Defense-Tech記事によれば
●アリゾナ州のLuke空軍基地の第62戦闘飛行隊の「F-35 B-Course」は、1年間の(地上準備)通常訓練を受けた6名の少尉から中尉の操縦学生を昨年12月に受け入れ、今年2月に空軍機での初飛行をF-35で実施させた
●昨年12月に同コースを開始以来、基礎的なF-35構造や兵器システムを教え、シミュレーションでF-35の搭載アビオニクスへの理解を深めさせ、2月の初飛行につなげた

F-35 fix.jpg8月まで続く実質141日間の同訓練コースは、300時間の教室授業、46回のシュミレータ訓練計80時間、F-35による48回の飛行訓練計80時間から構成されている
●同コースを担当するflight commanderであるOsterreicher大尉は、2010年からA-10で空軍操縦者をスタートした士官だが、A-10からF-35に転換して教官のリーダーを務めている。教官チームには4名の豪空軍操縦者が含まれている

第62戦闘飛行隊のほかに、第61戦闘飛行隊も同様のコースを9月に開始する。この2つの飛行隊の養成コースにより、今後5年間で約60名のF-35操縦者を養成したいと空軍は考えている
●Osterreicher大尉は「私の任務は、8か月間のコースで操縦学生をcombat readyにし、運用態勢にある飛行隊に送り込むことである」とインタビューに答えた

具体的な訓練の内容は・・・
F-35 N.jpg最近の数週間の訓練では、要撃戦術、戦闘機動、空中戦機動に焦点を当てた訓練を行っており、「機体システムを使いこなせるよう、より困難な状況下での訓練に今後進んでいく」、「空中戦はさほど重視していないが、そのような場面で生き残る術を教えるのが我々の役目」と同大尉は説明し、F-16との空中戦訓練も含まれていると語った
●また同コースの終盤では、A2AD環境でF-35操縦者が期待される見通し外での戦い(beyond visual range)に進んでいくと説明し、「今後は本コースのハイライトである空対地支援、航空阻止、敵防空網制圧の技術習得に取り組んでいく」と同大尉は述べた

●同コース終了後、同コース修了者は、Hill空軍基地で立ち上げられる作戦可能飛行隊の要員として配属される
●同大尉は、他の機種の操縦経験が全くない訓練生は「フレッシュで、新品のスポンジのように教えられたすべてを吸収している。そこには明確な未来があるからだ」と表現した

●一方で、他機種の経験がない中で戦技を学びながらコースを進めているが、安全確保との兼ね合いが大きな挑戦であると同大尉は語り、安全に関する基準を満たさないことが、コースアウトになる一番の原因だと述べた
●そして「例えば、彼らにとって着陸が困難な課題だが、離着陸を安全にできなかったら落第することになる。また教官機や他機と1000フィート以内に接近しないとの約束を守れないようだと落第させることになる」と語った
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F-35 luke AFB2.jpg教官が後席に座る「複座機」がないF-35を、空軍機として初めて操縦するパイロットの卵たち・・・日本ではちょっと考えられないですねぇ・・・

米国では、民間の操縦学校でセスナ機等の免許を取得することが比較的容易ですから、空軍機以外である程度操縦経験がある者を「直接F-35コース」に入れている可能性はありますが・・・

しかしそうだとしても、いきなり単座のジェット戦闘機ですか??? よほど適性検査や「動物の勘」試験で成績の優秀な人間を選んでいるのでしょうか??? 今後に注目ですねぇ・・・。くれぐれも事故等無いようにお願いします

米空軍と操縦者不足
「米空軍の戦闘機パイロット2割不足」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-22
「機種別操縦者数で無人機がトップに!」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-03-09
「今後20年の操縦者不足は深刻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-08-29

「60年ぶり下士官が単独飛行」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-10
「RQ-4操縦者の7割が下士官に」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-09-13-1
「米空軍よ、使い捨て無人機を考えろ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-03-30

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