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米陸軍が装甲機動戦闘車MPFの選定開始 [Joint・統合参謀本部]

3105 turret.jpg21日、米陸軍が歩兵部隊用の装甲機動戦闘車の選定見向けた提案要求書を発出し、12台の試験用試作車制作を求める2社を2019年度当初(2018年9月から11月の間)に決定するための機種選定作業がスタートしました

この装甲機動戦闘車(MPF:Mobile Protected Firepower)は、写真で見ると素人目には戦車に見えますが、戦車より機動性や移動力を求め、装甲はほどほどの人員輸送の面を追及するものの様です

ST Kinetics.jpg使用部隊はIBCT(infantry brigade combat teams)を想定し、C-17やC-130輸送機から空中投下可能で、搭載燃料で24時間連続作戦行動が可能で、装甲は小火器や砲弾の空中爆発破片に対応可能のレベルでありながら、機動中でも全天候で安定した射撃が可能で、重装甲の敵車両や敵陣地を撃破可能な能力を求め、更に歩兵部隊の他車両と同等の速度で移動可能で、都市やジャングルや森林での小回りを確保し、困難な地形での移動能力も期待される装備です

2025年に最初の部隊配備が可能なスケジュールを目指し、提案要求書への回答を2018年4月1日までに求めています。

22日付Defense-News記事によれば
●米陸軍は提案要求書に合わせて出したステートメントで予算について、2019年度に約190億円、20年度に340億円、21年度に400億円、22年度に420億円と明らかにしている

Griffin.jpg●本選定作業と要求取りまとめを担当しているDavid Bassett陸軍少将は、開発フェーズをスキップし、既存技術と市場にある装備を組み合わせたオプションを追及すると明確にしている
●また、最終的に機種を決定した後、最高54台のプロトタイプを14か月以内に入手し、試験評価部隊に速やかに配備すると装備導入のスピード感を強調した

●現時点で提案が予期されているのは少なくとも3チームで、
---SAIC, ST Kinetics and CMI Defenceは、「CMI’s Cockerill Series 3105 turret onto an ST Kinetics Next Generation Armored Fighting Vehicle chassis」
---BAE Systemsは、「M8 Buford Armored Gun System with new capabilities and new modernized components」
---General Dynamics Land Systemsは、「Griffin demonstrator」と「120 mm cannon」

●他にも提案する企業が複数あると見込まれている
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M8 Buford.jpg陸軍の装甲車両や戦闘車両や搭載兵器については、全く基礎知識がありませんが、この分野でも「既存の成熟技術を活用して開発リスクを局限」や「装備計画段階から導入試験や部隊配備のスケジュール管理の厳格化」や「プロトタイプで装備の問題や課題を早期に把握」は、海空軍の装備とも共通の流れです

予算の規模は、空軍開発装備と比べるとかわいいものです。必要性とかはよくわかりませんが、順調な進展を期待しておきましょう

米陸軍関連の記事
「米陸軍が対北朝鮮に緊急準備開始」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-10-12
「北対処には地上部隊侵攻しかない」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-11-07 

「米陸軍トップ:今後10年で巨大都市戦に備える」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-03-22
「ハリス大将も南シナ海で陸軍に期待」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
「係留型偵察ドローン」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-10-14-2

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