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国防次官候補者3名の発表(5月25日承認) [米国防省高官]

5月25日、以下3名の候補者は上院の承認を獲得しました。
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obamaFiscalp4.jpg1月24日、オバマ大統領は主要な国防次官3ポスト後任候補者を発表しました。上院の軍事委員会で承認されれば、オバマ大統領の言う意味深な「coming months and years」の期間、国防省でパネッタ長官を支えることになります。

候補が発表されたのはそれぞれに重要な、政策担当次官、人事担当次官、兵站調達開発担当次官です。大統領選挙を控えていることから、全般には部署内でも昇進や国防省内での配置換えですが、予算削減による国防省や米軍組織や体制の変革を担う方達なのでご紹介します。

政策担当はCNAS出身者
MillerJames.jpg●退任を表明しているフロノイ次官の後任には、現在フロノイ女史直属の先任副次官で、CNASの副理事長からやって来ているJames N. Miller氏が指名されています
1992年から97年まで、国防省の対拡散政策担当の次官補代理として勤務した経験を持ち、デューク大学準教授の経験もあるようです。

●学校卒業後、上院軍事委員会のスタッフとしてキャリアをスタートしています
●スタンフォードで学士、ハーバードのケネディースクールで修士号を取得した毛並みの良さそうな方です。

「フロノイ次官退任へ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-13

人事担当には42歳の美人空軍副長官
Conaton.jpg●以前、「米空軍省の美人No2」としてご紹介した事がありますが、Erin C. Conaton女史米空軍の副長官として人件費抑制策に辣腕を振るったことが評価されての抜擢でしょう
●前任者は海兵隊の退役少将ですが、予算削減策には地上兵力の削減や各種手当ての見直しもあり、退役軍人では「しがらみ」があり困難との判断かも知れません

●大手投資銀行でキャリアをスタートし、民間コンサルタントなどで腕力を磨き、その後一念発起で上院軍事委員会の下働きスタッフに応募、そこからスタッフ長にまで上り詰めた実力派女性
●ジョージタウン大で学士、タフツ・フレッチャースクールで修士

「空軍No2の美人女性奮闘」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-13

兵站調達開発担当には軍需産業有識者
Kendall III.jpg国防副長官へご栄転のカーター前次官の後任には、カーター氏の直属の部下で現在次官の代理を務めているFrank Kendall氏が指名されました。
レイセオンの副社長や軍需産業関連のコンサルタント会社で勤務の後、カーター氏の下で勤務することになった人物。軍需産業対策やコスト削減への即戦力と思われます

陸軍士官学校卒業後に11年間陸軍士官として勤務後、シビリアンとして12年間国防勤務経験。12年間で、5年間 tactical warfare課長、3年間 strategic systems次官補代理、4年間BMDコマンドの勤務経験有り
●カリフォルニア工科大学で工学修士、ロングアイランド大でMBA、ジョージタウン大で法学修士を取得したマルチな能力の持ち主

「コスト超過は企業責任」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-07-20
「調達及び開発改革の指針発表」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-09-15-1
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変化のまっただ中にあって、正に実務優先・業務の中断防止型の布陣です。
Conaton女史のお写真は、最近ポッチャリした印象のモノが多いのですが、個人的趣味でお気に入りを選びました
それにしても、オバマ大統領の「look forward to working with them in the coming months and years」は時期的に意味深です。

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