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次の米空軍参謀総長候補は女性将軍PACAF司令官 [米空軍]

次の米空軍参謀総長のNo1候補は、女性非操縦者のロビンソン大将

Robinson6.jpg13日付Defense-Newsが、来年夏に交代が予期されるWelsh米空軍参謀総長の後継候補について、観測記事を掲載しました。正直、その内容にびっくり仰天です。もしその通りなら、米空軍やるなぁ・・と褒めて差し上げたいくらいです

記事によれば、ダントツの候補者No1は現太平洋空軍司令官で、女性2人目の空軍大将で、女性初の戦闘コマンド司令官(しかも非パイロット)で、政権や国防省や空軍長官に評判の良いLori Robinson大将です。

2013年5月に中将に昇進(ACC副司令官)後、早くも2014年10月には大将に昇進(現太平洋空軍司令官)する「スーパー超特急昇任」の人物であり、2016年夏に参謀総長になれば、全人類の女性の歴史に「ロケット昇任」として名を残すこと確実(勝手な表現)です

13日付Defense-News記事によれば
Robinson7.jpg●現Welsh参謀総長が2012年8月に就任して以降、既に後継検討は実質始まっており、正式に何も決まっていないのは当然ながら、ペンタゴン内外の7~8名の関係筋は、後継者のコンセンサスが出来つつあると語っている

●後継者選定は、空軍長官、ホワイトハウス、国防長官の希望を踏まえて進められるが、最近の陸及び海軍人トップの選定は、カーター国防長官の異例とも言える意向が反映されたものとも言われている
●特に海軍人トップの作戦部長になるJohn Richardson海軍大将は、米海軍内での「信頼が薄い:sacred trust」と言われる中で、過去例がない原子力機関部長から海軍作戦部長への転身となる

●空軍参謀総長の後継候補については、既に昨年の段階で米空軍内では、すい星のように表れて評価の上がるRobinson大将に固まっている。それはオバマ政権がアジア太平洋リバランスを掲げる中で、太平洋空軍司令官との注目職に抜擢されたことからも明らかである
Robinson5.jpg●同大将は、米空軍における女性の役割拡大を精力的に推進するJames空軍長官のお気に入りだと考えられており、Defense-Newsが質問した大多数が同大将を好意的に評価し、誰一人としてその人物像を批判する者はおらず、その知性を讃えるものばかりだった

●一方で、同大将に対する懸念事項としてあったのは、余りにも速い昇任速度、僅か3年で中将昇任から参謀総長になる異例な速度への懸念である。
●また、米空軍内の力学からすれば、同大将がパイロットでないこともプラスではない。彼女は上級「air battle manager」として実戦経験も十分だが、非パイロットのトップとして、部下となる操縦者から敬意をもたれるかに懸念がある。


Robinson大将以外の候補者は?
McDew.jpg●先月、米輸送コマンド司令官に就任したばかりのDarren McDew大将は、同コマンド司令官になる前であれば有力候補だった。輸送コマンド司令官に就任したばかりで、来年夏の参謀総長就任は難しいとの声が多い
●一方で、同コマンドはそれほど多忙なわけでもなく、黒人初の参謀総長になる可能性のある同大将が、簡単に候補から外れるはずはないとの見方もある。だた、同大将が輸送機操縦者で戦闘機パイロットでないことを指摘する見方もある

Carlisle-ACC2.jpg●他にはACC司令官のHerbert Carlisle大将(春に旭日大綬章)を候補とする声もある。太平洋空軍司令官とACC司令官を務めた「戦闘機族のボス」的存在だが、来年夏には59歳の年齢は参謀総長では高齢となる。
●また、同大将(の経歴)が、空軍長官やオバマ政権が重んじる多様性に欠けることからを指摘する声がある。

●総合すると、Robinson-McDew-Carlisleの順に有力である。質問した関係者の中で、一人だけRobinson大将はないと強く主張する者が居た
大穴候補としては、可能性は極めて低いと見られるが、Robin Rand地球規模攻撃コマンド司令官(GSC)、Phillip Breedlove欧州米軍&NATO司令官、John Hyten空軍宇宙コマンド司令官が可能性を持っている
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welshCUSAF.jpgRobinson大将が、中将当時にPACAF司令官になるとの噂をDefense-Newsが報じた際は、「まさか」と「驚嘆」の両方でご紹介しましたが、今回は「まさかX驚嘆」の2乗でご紹介したい気分です。

でも、布石はありました。現トップのWelsh大将が就任直後の2013年新年メッセージで、「戦闘機操縦者文化への批判を止めよ。そんな行為は空軍の文化ではない」と異例の内容を盛り込んだように、米空軍内の雰囲気は悪化しています

Welsh大将が統合参謀本部議長の候補にさえならなかったのは、空軍内の「性的暴力」問題に何ら改善の兆しが無く、核兵器部隊の士気低下にも何ら効果的な対策が打てないでいる現状があると報じられていますし、戦闘機パイロットが浮き始めている・・・との話も目にするようになりました

Robinson44.jpg実務重視のカーター国防長官の動向が気になりますが、女性空軍長官やオバマ政権は女性大将を押すでしょう。「又聞き」の2乗ぐらいの伝聞ですが、日本の関係者の間でもRobinson大将の悪い評価は聞きません。むしろサッパリとしてサッソウとして、頭が切れるし、視野が広いと高高評価です。

もちろん日本の「戦闘機命派」は陰でこそこそ、やっぱりパイロットじゃないととか、女じゃ腹を割ってはなせないとか、自身の軍事情勢への無知を棚に上げ、理由も説得力もない「愚痴」を言ってるみたいですが・・・

経歴や背景:Robinson大将の記事
「驚嘆:女性大将が対中国の指揮を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-07-03
「議会決定:Robinson大将PACAFへ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-07-29

衝撃の米空軍トップの2013年新年メッセージ
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-01-04

国防省での女性登用例
「米海軍初の女性大将」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-07-02
「国防副長官代理に女性が」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-12-04
「空軍長官に女性を起用」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03
「国防省No3政策次官に女性」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-06-22

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