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映像:オハイオ級戦略原潜の紹介 [Joint・統合参謀本部]

お疲れなので、コピペの寄せ集め紹介です。
でも、抑止を考える基礎として重要な装備なのでお勉強です!

Ohio-Class.jpgオハイオ級原子力潜水艦は米海軍が現在保有する唯一の戦略ミサイル原子力潜水艦で、西側諸国で最大の排水量(18000トン)を誇る潜水艦(全長170m)である。また全長と弾道ミサイル搭載数は現役の潜水艦で最多。

開発当初1番艦は1979年引渡し予定だったが結局の就役は1981年末。また当初24隻の建造を予定していたが、冷戦終結の影響により18隻で打ち切られた
オハイオ級の主な兵装は潜水艦発射弾道ミサイル24基と533mm魚雷発射管4門で、敵と直接戦うのではなく、海に潜んで相手国に核ミサイルの雨を降らせることが任務

Ohio-Class3.jpg8番艦以降が射程11,000kmのトライデントII(D5)を装備4番艦から8番艦は弾道ミサイルをC4射程7,400kmのトライデントIからD5に換装中。古い1番から4番艦は巡航ミサイル原潜SSGNに換装される

オハイオ級が装備するトライデントは1基につき核弾頭を14発まで装備可能だが、戦略核兵器制限条約により現在弾頭は最大で8発に抑えられている。オハイオ級は1隻で計192発程度の核弾頭を装備することになる。

核弾頭1発あたりの核出力は数種類あるがいずれも100kt~475kt(長崎市に落とされたファットマンは20kt程度)と都市一つを破壊するには十分な威力を備えている。

オハイオ級戦略原潜の紹介イメージ映像(約3分)

出港後は、250m以下に潜水可能な能力を生かし、待機する海域で海中に身を潜め、常時核ミサイルの発射が出来るように待機。この1回の航海はラファイエット級までは60日程度であったが、オハイオ級は大型で居住性が若干改善されたため航海の期間も若干延び、70日から90日程度になった
ただ性能上は、6か月間連続で潜水運用が可能である

Ohio-Class4.jpgどの海域を待機海域にしているかは軍事機密であり、詳細は非公開。詳細は艦長を含めた数人しか知ることはない。現在では搭載するミサイルの射程がICBM並に長いことから、危険を冒して敵国沿岸に行くようなことはなく、アメリカ本土に比較的近い太平洋や大西洋、北極海などで待機していると思われる

戦略原潜は、ブルーとゴールドの2組のクルーが用意され、1グループが70日間の航海を終えてると、約1ヶ月ほど艦の整備などを行い、その後に他のグループが70日間の航海に出る。そして、航海を終えた方のグループは、しばしの休暇の後訓練をおこなう、というローテーションを繰り返す。

その他に、約10年に1度は1年間ほどかけてオーバーホールと燃料棒の交換をおこなう必要がある。以上から実際の稼働率は60%程度であり、18隻でローテーションを組めば常に10隻前後は任務につき、巡航ミサイル型への転換が進んで14隻体制になると8隻前後が任務に就くと想定される

敵潜水艦に発見された場合の反撃手段としてMk48魚雷も搭載する。しかしその性質上隠密性が求められるため探査用のアクティブソナーは装備していない

巡航ミサイル原潜SSGN
Ohio-Class5.jpg2001年、米海軍はオハイオ級の1番艦から4番艦までを戦略任務から外し、巡航ミサイル潜水艦に改造することを決定した。1隻が完成

具体的な内容としては24基の弾道ミサイル発射筒のうち22基をトマホーク発射筒に改め、残りの2基を海軍特殊部隊「SEALs」に改造

トマホークは1基あたり7発を装備、最大で計154発と大量のトマホークを搭載可能。トマホーク発射筒の一部も任務に応じて小型潜水艇ASDSやドライデッキ・シェルターを搭載することも可能とされる。
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運用開始から30年以上経過しているオハイオ級戦略原潜も、後継艦導入が難しい課題です。

Ohio Replacement.jpg今検討されているSSBN-Xは、オハイオ級の2倍の価格(7~8000億円)と見積もられており、ニミッツ級空母の価格2倍のフォード級空母(1.7兆円)とならび、導入が順調に進むとは到底考えられません

また、サイバー戦や宇宙戦が新たなドメインに加わり、抑止の考え方全般の見直しが必要だと叫ばれる中、SSBNへの投資をどうすのかは資源配分議論の焦点の一つです

なお、米海軍は女性をSSBNに配置開始しています

オハイオ級SSBNの後継艦計画関連
「次期SSBNの要求固まる」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-04-08-2
「オハイオ級SSBNの後継構想」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-01-25-1
「SLBMは延命の方向」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-04-13

21世紀の抑止概念を再構築
「米戦略軍も新たな抑止議論」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-03-11
「21世紀の抑止と第3の相殺戦略」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-03-03
「相殺戦略特集イベント」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-10-29-1
「期限を過ぎてもサイバー戦略発表なし」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-04-25

ウィキペディア:オハイオ級原子力潜水艦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%AA%E7%B4%9A%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
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